Eコマース平均注文金額(AOV): 傾向や統計|SaleCycleブログ

マーケティング

平均注文金額(AOV)は、御社のサイト上で消費者がどれくらい消費しているのかを測る、便利な指標です。

これは顧客行動の追跡において有効なKPI(重要業績評価指標)で、顧客セグメントを消費量に応じて識別する他、収益において一番効果的なチャンネルを把握することも可能です。

平均注文金額の計算はシンプルです: 「収益額÷受けた注文の数」です。例えば、400件の注文から40,000円の収益を得た場合は、AOVは100円となります。

平均注文金額は、必ずしも売り上げサイズに比例するわけではありません。AOVは忙しいセール期間中は低くなる場合もあり、これは注文のサイズが平均を引き下げているためです。

2019年では、AOVの最高は1月に記録されましたが、売り上げの規模で見ると最大は11月と12月になっています(下記グラフ参照)。

月別売り上げ規模(2019年)

平均注文金額は、業界、チャンネル、そして端末の要因に左右されます。

下記のグラフは、弊社の2020年Eコマース統計レポート掲載のAOVデータを示しています。想定通り、比較的高めの金額のショッピングが多い、トラベル業界のAOVが一番高くなっています。

しかし、モバイルを見るとトラベル業界は急落しています。以前のデータが示すように、トラベルショッピングは他セクターに比べ、モバイルでのコンバージョン率が低い傾向にあります。

低下したAOVデータは、消費者がモバイル端末上でブッキングするトラベル商品は、フライトやツアープランなどよりも安めのホテルなどの商品が主流になっているという現状を反映しています。

小売りやアパレル分野においては、いまだにデスクトップでの消費の方が多いものの、デスクトップとモバイルの間の差は小さめです。

AOVを上げるためにすべきこと

平均注文金額を上げるには、いくつかの下記のような戦略が有効です:

  • 配送料無料ライン: 無料配送や翌日配送などのサービスを受けるために特定の金額分の買い物をする必要があれば、カートに商品を追加するインセンティブになります。
  • プロモーション: プロモーションを通じて顧客の買い物の背中を押し、キャンペーン期間が終わらないうちに商品を追加するよう促すことができます。
  • 商品バンドル: カメラにはバッテリーやメモリーカードをセットにするように、関連商品をバンドルにまとめた販売方法も効果的です。
  • クレジットカード払い: 後払いやその他便利な支払い方法の提供は、カゴへのアイテム追加を促進します。
  • 追加要素: 製品保証、延長保証、ギフトラッピングなどの追加要素も注文金額の底上げに繋がります。

AOVやセールストレンドについての詳細、そしてその他Eコマース関連の豊富なデータについては、弊社の2020年Eコマース統計レポートをご覧ください。