メールマーケティング担当者必見!SPF設定をするだけで迷惑メール判定を回避できるのか?

1. SPF設定とは


3rd party製のメルマガ配信サービスを使用する際にDNSにSPFの設定をすると思います。
SPF設定とは配信したメールが受信メールサーバーに迷惑メールとして扱われないようにする設定と説明されている事が多いです。
しかし、迷惑メールとして扱うかどうかは各受信メールサーバー側の設定に依存するため絶対に迷惑メールとして判定されない設定はありません。
そのため信頼性の高い情報を受信メールサーバーに提供することが大事になります。
SaleCycle社ではSPF設定はメールサーバーから迷惑メール判定を受ける確率を下げるために厳格な設定をお願いしています。
次章以降ではよくあるSPF設定とSaleCycle社が推奨する設定の違いを詳しく解説致します。

2. SaleCyce社推奨のSPF設定


よく見かける3rd partyメルマガ使用時の設定は以下のようなものがあります。
“v=spf1 include:spf.example.com ~all”
“v=spf1 +ip4:xx.xxxx.xxx.0/24 +ipv4:10.0.0.0/24 ~all”

それに対して
SaleCycle社推奨
“v=spf1 include:spf.example.com -all”

この2つの設定は一見同じに見えますが、末尾が”-all”と”~all”で変わっていて絶対参照(-all)と曖昧参照(~all)を現します。
メールを受信したサーバーから配信サーバーが照会を受けた際に前者(-all)の場合”example.com”に紐づくAレコードから送信された時のみ真として返します。
後者(~all)の場合設定のipドメイン含む文字列の照会があった場合に全てに真を返します。
前者と後者で比べると”example.com”から配信された時のみ真を返す前者の方が信頼度が高いであろうことは何となくお分かりいただけると思います。
実際にレスポンスを受け取るメールサーバーも同じで”~a”からの真のレスポンスに比べ”-a”での真のレスポンスの方が信頼度が高いと考えられ、受信目サーバー側でのメールの判定に良い影響を与えます。

3. SaleCycle社が推奨するDKIM設定


あまり聞きなれない設定かもしれませんが、DNS内に設定するドメインキー設定の事を指します。

よくある見かける設定例は
_domainkey o=~; r=domainkeys@hogehoge

SC推奨
_domainkey o=-; r=domainkeys@hogehoge
これも先ほどと同じように”o=~”と”o=-”に設定の違いがあります。
“o=-”の場合受信サーバーがドメインキーに対応している場合全てのメールにおいてドメインキーを符合する設定です。
この際ドメインキーの符合が出来なかった場合は”偽”として扱われます。

”o=~”の設定の場合はドメインキーの設定のあるメールが来た時のみドメインキーの符合を行うという設定で送信メールにドメインキーが設定されていない場合は符合を行われません。
先ほどのSPF設定と同じように”o=~”の場合に比べo=”-”と設定した方が受信サーバーからの信頼度は高くなります。

4. 設定を”-”にした際のデメリット


ここまでの説明ですと設定を常に”-”にした方が良いように思われると思います。この章では”-”の設定にした際のデメリットについてお話しします。
1つのドメインで複数のメールマガ配信をする場合SPFの設定及びドメインキーの設定を複数のアドレスに対して行う必要があります。
しかし”-”で設定する場合は常に一つのアドレスしか設定できません。
なぜなら一つのドメインに対し”-”の設定を行うと設定したアドレスからの
メールは迷惑メールにならないが、その他のアドレスから発送されるメールは迷惑メールとして振り分けられてしまう可能性が高くなってしまいます。
よって1つのドメインで複数のアドレスからメール配信を行いたい場合は”~”の設定でないと実現することができません。
“-”で複数のアドレスからメール配信を行いたい場合は、それぞれにサブドメインを切ってそのサブドメインからメールを配信することとなります。

5. SaleCycle社からのメール配信について


近年なりすましメールも巧妙になっており国内ではあまり設定されることのないドメインキーの設定も海外サーバーでは設定されていることが多いです。
迷惑メール判定の基準もますます厳しくなっておりSaleCycle社では専用のサブドメインを作成し運用していただくようお願いしております。

サブドメインでの設定ができずメインドメインでのメール配信しかできない方にはエクスペリアン社のcheetahメールを通じてAPI経由でメール配信するサービスもございます。
貴社でcheetahをお使いの場合は、APIを通じてcheetah経由でメールを配信することが可能です。
この場合はサブドメインを切る必要がなくメインドメインでの運用が可能です。

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